現役看護師が長く続けられたのには、いろいろありますが、一番は感謝されることです。
看護師辞めなくてよかったと思うこと
患者さんが治って、笑顔で退院する時や、小さなことでも患者さんに感謝されたこと。
人は感謝されると、辛いことがあっても続けてやれるということがあります。
私も昔は失敗したり、ミスしたり、いろいろありました。
でも、看護師になりたての頃、ある患者さんから「私は入院が初めてで、凄く不安だったけど、あなたに声かけてもらって、安心した」と、退院の際も深々とお礼を言って行きました。
こういうことが日常にある中で、感謝される仕事って素敵!天職だと思いました。
昔から看護師になってから、周りに羨ましがられていました。
子供のころ、看護師は憧れの職業でもありましたし、親も看護師になるのは大賛成でした。
何より、これまでに何回か転職してきましたが、すぐに次の職場がみつかること。
就職する場所が豊富にあること。
その時々で自分の条件に合うところがみつかること。
時々退院した患者さんに誘われ、高級な料亭で美味しい物を沢山食べさせて頂くこともあります。
ドクターにも美味しいところに連れて行ってもらったり、製薬会社にドクターが接待される際にも連れて行ってもらったりしたこともありました。現在は接待はないようですが。
何より、風邪ひいた時や、病気になった時、家族が病気になった時に、勤務している病院ですぐ薬を処方してもらえること。
医療に携わることで、得することも沢山あります。
これまでに勤めて来たところで、診察やお薬代は無料。一端払いますが、申請して返金されます。
アルバイトで行った先の病院でもタダでお薬もらっておりました。
ドクターと近いところにいますので、家族の病気や自分の具合悪いのを相談して、すぐ診てもらえるところが看護師になって良かったところでもあります。
さらに私の人生の中で、最後に勤めたところで、自分の最期を考えるきっかけにもなりました。
これについては、また別の記事で書きますね。